よくある質問(FAQ)

Seajetユーザー皆様からのSeajetシリーズ各製品および塗装方法一般について簡単に分かりやすく回答しています。

船底防汚塗料

Q.旧塗膜との塗り重ね適正を教えてください。

水和分解型(Seajet033など)の塗料はスケルトン層を形成するため、その上に加水分解型(Seajet039など)のような 異種塗料を塗り重ねるにはバインダーコートが必要になります。

その他詳しい適正についてはこちらの表をご参照ください。 ⇒塗り重ね適正表へ

Q.Seajet 033 と 034 の違いは何ですか?

Seajet033 は、防汚剤に亜酸化銅を使用した水和分解タイプです。

稼働率の低い(係留が長い)艇にも防汚効果を発揮しますが、亜酸化銅の色の関係でくすんだ感じの色相になります。

Seajet034 は、防汚剤に亜酸化銅を含まない加水分解タイプです。

亜酸化銅を含まないためアルミ艇にも使用が可能、また、発色の良い色相になります。

※旧塗膜が「Seajet033」の場合、直接「Seajet034」を塗り重ねは出来ませんので、バインダーSeajet015をご使用ください。

Q.Seajet 034 と 037 の違いは何ですか?

Seajet 033は水和分解型、039は加水分解型で、どちらも防汚剤として亜酸化銅を使用しています。

水和分解型は係留艇でも効率良く防汚成分が溶出されるため、稼働率の低いプレジャー艇に適していますが、 防汚剤成分が溶け出した後にスケルトン層を形成する欠点がありました。

加水分解型のSeajet 039はこの問題を解決しただけでなく、大型船で高い評価を頂いている「シリル樹脂」を 採用しておりますので、防汚性能もご満足頂けるものとなっております。

Q.Seajet 033 と 039 の違いは何ですか?

Seajet 034、037はどちらも亜酸化銅を含まない加水分解型船底塗料です。

発色が良く、アルミ艇にも塗装出来ます。

037 は 034 に比べて防汚力を強化しておりますが、毒劇物法指定成分を含むため、販売には許可が必要となっています。

実際にご使用される際には特に違いはありませんが、購入時に販売店より受領印を求められることとなります。

尚、Seajet037はホワイトとブラックのみのラインナップとなっています。

Q.各塗料の乾燥時間を教えてください。

製品データシートをご参照ください。

尚、防汚塗料を塗装した後、下架までの最短時間についても、各製品のデータシートをご参照ください。

最長時間は明確に決められてはおりませんが、長期間日光に晒されると、防汚成分の初期溶出速度が遅くなる可能性がありますので1ヶ月以内を目途に下架するようにしてください。

プロペラ用塗料

Q.ニューペラクリンPLUSは、プロペラの先端まで塗装してはいけないのでしょうか?

プレジャー艇や小型船のプロペラは回転数が早く、プロペラの端まで塗装しても遠心力や水流摩擦などで 剥がれてしまう場合があるためプロペラの先端部はマスキングして塗り残すことを推奨します。

Q.塗替えの場合、ニューペラクリン(ペラクリン)の旧塗膜を全部剥がす必要がありますか?

部分的に剥れていたり生物が付着したりすると、折角、新しく塗っても性能が発揮できない可能性がありますので、 ご面倒でも全て剥してから塗装をお願いします。

ペラクリンはスクレーパー等で剥離が可能です。

ニューペラクリンセットは、電動ディスクサンダー(No.80~240)の使用を推奨します。

シャフト、キール、ラダー部

Q.シャフト部分には何を塗装したらいいでしょうか?

シャフトは、ニューペラクリンPLUSを推奨いたします。

Q.キール、ラダーなど金属製の部分には何を塗装したら良いのでしょうか?

素材によって使用塗料と施工方法が異なります。


鋼製の場合

Seajet013を塗装後、防汚塗料(Seajet034、037)を塗装してください。ジンクアノードを設置してあれば亜酸化銅系防汚塗料(Seajet033、039)も塗装が可能です。


アルミ製の場合

Seajet020を塗装後、バインダーコート(Seajet015)を塗装し、防汚塗料(Seajet034、037)を塗装してください。(亜酸化銅タイプの防汚塗料はご使用頂けません)


真鍮製の場合

下地処理としてディスクサンダー等で表面を面粗しし、ニューペラクリンPLUSプライマーを塗装した後、防食塗料(Sesjet013)と防汚塗料(Seajet034、037)を塗装してください。(亜酸化銅タイプの防汚塗料はご使用頂けません)

剥離剤

Q.他社メーカーの塗料を Seajet441 で剥がすことは可能ですか?

船底塗料であれば、他メーカー品でも 「Seajet441」での剥離は可能です。

Q.剥離剤 Seajet441 は本当にFRP面を傷めませんか?

Seajet441 は、FRP(ゲルコート)を傷めない優しい成分になっております。但し、旧塗膜の状態や船歴によっては影響が出る可能性もありますので、目立たない部分でパッチテストをすることをお奨めいたします。

シンナー

Q.シンナーは他社のシンナーを代用しても良いですか?

必ず、Seajet専用シンナーをご使用ください。同系統のシンナーでも製品によっては、溶解力の弱いもの、強すぎるもの、乾燥が速すぎるものがあり、使用時及び乾燥後、塗膜に欠陥を生じる恐れがあります。

ハル(デッキ、外板などの非没水部)

Q.ヨット(ボート)のデッキなどに塗装できる塗料はありますか?

Seajet137 (簡単塗装)

ハケ・ローラーで塗装する場合、扱いやすい1液型アクリル樹脂塗料の「Seajet137」をご使用ください。 塗装の際は、ゲルコート面または旧塗膜面をシンナー拭きし、清水で洗って乾燥させた後にサンドペーパー掛けしてください。


Seajet132 (プロ仕様)

スプレー塗装が可能ならば、耐候性の良い Seajet132 をお奨めします。 塗装の際は、まず下塗りに市販のポリウレタン樹脂系サーフェ-サー(下地処理剤)を塗装してから、 仕上げに Seajet132 (ポリウレタン系樹脂塗料)を塗装してください。 下地処理(シンナー拭き&サンディング)後のゲルコート面に直接塗装する場合は、ミストコート(シンナーを30~40%添加し薄く塗装する方法)を 1から3回程度塗装した後、本塗装を実施してください。 部分的にノンスリップ性を持たす場合には、滑り止め部分以外をマスキングし、 Seajet137 又は Seajet132 を塗装した直後に専用の滑り止め剤、又は砂を撒いてください。 その後、もう一度仕上げ塗装をする方法もありますが、ノンスリップ性は低下します。

アンダーコート

Q.新艇にSeajetを船底塗装する場合、アンダーコートは何を塗ればいいのでしょうか?

FRP新艇には、防汚塗料の下塗りとして Seajet015(1液型)をご使用ください。また、オズモシス対策、ヨットの鋼製キールの錆止めを兼ねて、Seajet013 (2液型)もご使用可能です。

アルミ新艇には、Seajet020 をご使用ください。尚、アルミ艇の場合は、防汚塗料は亜酸化銅を含まないSeajet034 または、Seajet037 をご使用ください。

Q.アンダーコートは何回塗ればいいのでしょうか?

下地と船底塗料の付着を良くするためだけの役割ですので、1回で十分性能を発揮します。

トラブル

Q.塗膜が剥がれてしまった。原因は?

主な原因として、以下のことが考えられます。

1.塗装中、天気が悪かった。⇒雨天や高湿度により被塗面が濡れていた。

2.上架時に清水洗いが不十分だった。⇒塩分による付着阻害。

3.ツルツルのFRP面に直接塗装した。⇒ペーパーなどによる面粗しが必要。

4.塗装前の未清掃。⇒ほこり、油、離型剤による付着阻害。

5.旧塗膜との塗り重ね不適正。⇒塗り重ね適正表を確認。(塗り重ね適正表)

6.厚く塗りすぎたことによるクラック発生。⇒製品説明書で適正膜厚を確認。(製品ラインナップ)

7.異種シンナーを添加して塗装した。 ⇒製品説明書で専用シンナーを確認。(製品ラインナップ)

8.塗装間隔(乾燥時間)が守られなかった。 ⇒製品説明書で乾燥時間を確認。(製品ラインナップ)

9.下架までの時間が守られなかった。 ⇒製品説明書で注水までの時間を確認。(製品ラインナップ)

10.異物が混入、又は添加した塗料を塗装した。 ⇒専用シンナー以外は添加しない。

Q.塗膜にひび割れが発生してしまった。原因は?

主な原因として、以下のことが考えられます。

1.一度に厚く塗りすぎた。⇒製品説明書で適正膜厚を確認。(製品ラインナップ)

2.過去に何回も塗り重ねて、残存塗膜が厚く残っていた。⇒剥離剤などで旧塗膜を除去。

3.塗装間隔(乾燥時間)が守られなかった。⇒製品説明書で塗装間隔を確認。(製品ラインナップ)

4.下塗りと上塗り塗料の塗り重ねが不適だった。⇒塗り重ね適正表を確認。(塗り重ね適正表)

5.異種のシンナー、添加物等を添加して塗装した。⇒専用シンナー以外は添加しない。

Q.刷毛目、刷毛ムラを防ぐ方法は?

船底防汚塗料の場合は、作業に支障のない程度のシンナーを添加して塗料の伸びを良くすることで、刷毛目は若干目立たなくなります。 しかし、垂直面でのタレ、膜厚不足による防汚成績不良などの原因にもなりますので、 シンナー添加は塗料に対して5パーセント以内に抑えてください。(混ぜながら様子を見て少量ずつ加える。) 塗装時には横方向と縦方向のクロス塗りをすることにより、均一に塗装できます。 また、品質の良い、柔らかい刷毛を使用すると刷毛目が出にくくなります。 ハル用塗料の場合は、船底塗料と違い薄膜に塗装しますので、刷毛目、ムラは避けられないことからスプレー塗装を推奨します。

その他

Q.Seajet はどこで購入できますか?

中国塗料(株)営業所より、最寄りの販売店をご紹介いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

全国の主要マリーナや船舶用品を扱っているお店でも購入可能です。

Q.購入した塗料のSDS(MSDS)はどこで入手できますか?

ご購入された販売店より入手をお願いいたします。

ご不明な場合は、中国塗料(株)の最寄り営業所にお問い合わせください。

Q.Seajet が過去のニッポンチャレンジ艇に使用されたのは本当でしょうか?

本当です!

ニッポンチャレンジ1回目の艇からオフィシャルサプライヤーとして、軽量パテを含むハル用のウレタン系上塗りを提供していました。現在、該当製品はラインアップしていましたが施工が困難なために除外しています。当時の船底塗料についてはレースに支障が出るため未塗装でした。

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© Copyright 2021 Chugoku Marine Paints, Ltd. All Rights Reserved.

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