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COMPANY

中国塗料の歩み

1950

年~

総合塗料メーカーへ

世界第一位へと成長した造船業と歩調を合わせ、船舶塗料総合メーカーへと成長を遂げる中国塗料。陸上用塗料についても実績を重ね、海外進出への一歩を踏み出します。

1950

飯野海運の3名が取締役、1名が監査役に選任され、飯野海運の傘下に入る

戦時補償の打ち切りとクーポン制度により苦境に陥った当社に、ドッジ不況がさらなる追い打ちをかけます。当社は製品代金の回収が困難となった上に、当期損失を計上することとなります。負債の膨張は止まることなく、資金繰りは厳しさを増し、当社は工場閉鎖の瀬戸際に追い込まれました。こうしたなか融資先を得るため奔走し、飯野海運に支援を求め、同社の経営参加が決定しました。これを受けて、飯野海運から取締役と監査役が派遣され、ようやく資金繰りの目途をつけることができました。

アミノアルキド樹脂塗料「マーブラックAL」を発売

マーブラックカタログ
(1953年頃)

「マーブラック」は、肉もちの良さや速乾性が高く評価され、当社が木工芸用塗料分野へ進出する足がかりとなり、1955年ごろには陸上部門の主力商品へと成長しました。

1951

船底下塗り用塗料「シルバックス」を発売

「シルバックス」は、わが国で初めてアルミニウム粉を船底下塗り用塗料に用いた画期的な製品で、そのユニークさからロングセラーとなりました。

1953

広島工場JIS表示許可工場となる

1954

長期暴露用ウォッシュプライマー「エバボンド」を発売

エバボンド(1955年頃)

「エバボンド」は、「造船工程上の革命ともいうべき」製品で、発売と同時に全国造船所で用いられました。短い乾燥時間でショットブラスト段階から使用でき、長期暴露にも耐えることから錆落とし工数の激減を実現しました。

1955年頃の製品

1958

ポリウレタン塗料 「 ポリウラック 」 を発売

1961

東京証券取引所市場第二部に上場

国鉄納入塗料指名業者となる

タールエポキシ樹脂塗料 ビスコン」を発売

バラストタンクへのビスコン塗装
(1968年5月)

主に原油タンクやバラストタンクに用いられるタールエポキシ塗料「ビスコン」による厚膜塗装は、船舶の大型化にともなう保護塗料として画期的なもので、当社は数多くの大型タンカーで実績を重ねます。そして1973年には、広島工場がタールエポキシ樹脂塗料として業界初のJIS表示許可工場となります。

1962

滋賀県野洲市に滋賀工場新設

滋賀工場(1966年頃)

当社は、1950年代後半に入ると高度経済成長の波に乗り、積極的な拡大戦略を展開しました。その代表的施策の一つが、滋賀工場の建設です。滋賀県野洲町への立地は、野洲町の誘致によるもので、当社の滋賀工場はその第一号でした。その後、1971年には化成品の新工場が建設されました。

1966

工業標準化実施優良工場として、広島工場が工業技術院長賞を受賞。

広島工場の初荷(1964年)

工業標準化実施優良工場として、滋賀工場が大阪通商産業局長賞を受賞。

塩化ゴム樹脂系塗料「ラバックス」を発売

1967

英国ピンチン・ジョンソン社の塗料部門であるレッドハンド社と業務提携

この年、海外塗料メーカーとの最初の業務提携となるレッドハンド社との相互技術交換契約が締結されました。これに基づき、翌年には日本国内で同社製品を販売するため合弁会社日本レッドハンド株式会社が設立されました(1969年に親会社ピンチン・ジョンソン社とインターナショナル・ペイント社の合併に伴い日本インターナショナル・レッドハンド社へと社名変更)。日本レッドハンドの業績は好調に推移しましたが、1973年5月に契約期間が満了したことを受けて、同社との相互技術交換契約は終了しました。

ガラス強化剤「グラハード」を発売

グラハードが塗装された
ガラス製品

塩化ビニル樹脂安定剤を中心とした化成品部門では、新開発のガラス強化剤「グラハード」が受注を伸ばしました。「グラハード」はガラス表面硬化剤の用途に加えて、蛍光管・電子管液晶表示装置などの導電処理剤としても利用されました。

無機系ジンクリッチペイント「ガルボン」を発売

1968

ロンドン事務所開設

ロンドン駐在員事務所開設パーティ
(1968年11月)

世界でも品質を認められるようになった当社は、輸出や海外塗料メーカーとの業務提携にも積極的に取り組み、1968年には当社最初の海外拠点としてロンドン駐在員事務所を設置しました。その後1972年までの4年間にニューヨーク、香港、シンガポールに営業拠点を設置します。

1969

輸出貢献企業として通産大臣より表彰を受ける

第1回日ソ舶用塗料シンポジウムをソ連のナホトカにて開催

上塗り用ポリウレタン塗料「ユニマリン」を発売

無刺激臭長期耐久性防汚塗料「EXL-AF」を発売

コンクリートパネル離型用塗料「合板用パネクリート」を発売

合板用パネクリート(1974年)

コンクリート建築において使用される型枠合板の離型用塗料は、戦前に装飾品用として好評を得た尿素樹脂「プリスライト」の活用からスタートしました。そして進化した「合板用パネクリート」は仕上がり面の美しさや離型作業性の良さなどから、さまざまなコンクリート建築に用いられました。

1970

ロッテルダムにストックポイント設置

1971

ハイビルド水溶性塗料「エバゾール」を発売

1972

水溶性エポキシさび止め塗料「エピゾール」を発売