SUSTAINABILITY
汚染防止
基本的な考え方
中国塗料グループは、事業活動において多様な化学物質を使用していることから、大気・水質・土壌など環境への汚染対策が重要であると認識しています。
地球環境および地域環境への悪影響を未然に防止、または最小限に抑えるため、関連する法令・条例等を遵守するとともに、汚染物質の排出低減に継続して取り組みます。
マネジメント体制
中国塗料グループでは、サステナビリティ委員会の資源活用・汚染防止部会が国内の生産拠点と連携し、汚染防止に向けた管理・対策を推進しています。海外グループ会社の工場においては、各国の法令や規制を遵守し、拠点ごとに主体的な管理体制を構築しています。汚染物質の排出状況については、国内グループからは年4回以上、海外グループからは年1回の定期報告を受け、継続的な把握と管理に努めています。
目標・指標
| 項目 | 2024年度 | 2025年度以降 | 対象範囲 | |
|---|---|---|---|---|
| 目標 | 実績 | 目標 | ||
| 環境事故件数 | ゼロ(毎年) | 0件 | ゼロ(毎年) | 当社及び国内子会社 |
取組・実績
■ 土壌・地下水汚染防止
NOxおよびSOx排出量
中国塗料グループでは、大気汚染防止法の対象施設から排出される汚染物質について、排出量および濃度を継続的に監視し、法令・条例に基づき適正に管理しています。
2024年度における全生産拠点のNOx排出量は1トン、SOx排出量は9トンでした。原単位(生産量)ベースでは、NOxは2022年度比50%減、SOxは同59%減となりました。

VOC排出量
工場への脱臭装置の設置などを通じて、VOC排出量の削減に取り組んでいます。2024年度における国内中国塗料グループの技術・生産拠点からのVOC大気排出量は116トンとなりました。原単位(生産量)変化率は2022年度比で5%増加しました。

PRTR法対象化学物質の排出量
2024年度において、国内中国塗料グループではPRTR法対象化学物質の公共用水域および事業所内土壌への排出はありませんでした。大気への排出量は90トンでした。なお、2023年4月にPRTR法対象化学物質が変更されたため、2022年度の数値は変更前の対象物質に基づく実績です。

大気への排出量(t)
| 化学物質の名称 | 2022 | 2023 | 2024 |
|---|---|---|---|
| エチルベンゼン | 39.7 | 41.3 | 42.6 |
| キシレン | 33.4 | 31.2 | 32.4 |
| トルエン | 12.1 | 10.1 | 10.4 |
| メチルイソブチルケトン | -- | 3.3 | 3.2 |
| トリメチルベンゼン | 0.5 | 0.7 | 0.7 |
| クメン | 0.02 | 0.03 | 0.03 |
| スチレン | -- | 0.006 | -- |
| アセチルアセトン | -- | 0.006 | -- |
| エチルシクロヘキサン | -- | 0.01 | 0.02 |
| エチレングリコールモノブチルエーテル | -- | 0.5 | 0.5 |
■ 水質汚染防止
中国塗料グループでは、水質汚濁防止法の規制対象となる拠点において、河川や海域への排水を継続的にモニタリングし、水質汚濁物質の排出量が法令で定められた基準値を下回る水準で管理されていることを確認しています。あわせて、万一の事故発生時においても化学物質の流出を防止する対策を徹底しています。
CODおよびBOD汚濁負荷量
2024年度における中国塗料グループ全体のCOD汚濁負荷量は5トン、BOD汚濁負荷量は2トンでした。原単位(生産量)ベースでは、CODは2022年度比で6%減少した一方、BODは同6%増加しました。

■ 土壌・地下水汚染防止
滋賀工場では、敷地内の地下水について環境基準物質の自主測定を実施するなど汚染の未然防止に努めています。