SUSTAINABILITY
製品の化学物質管理
基本的な考え方
化学物質は、豊かな社会生活を支えるうえで不可欠な一方、人や環境に影響を及ぼす可能性もあります。そのため、化学物質の特性を正しく把握し、適切に管理することが重要であると考えています。
中国塗料グループは、国内外で進む化学物質管理の強化や有害物質に関する法規制に対応するとともに、製品ライフサイクル全体を通じて、健康・安全へのリスクが低く、環境負荷の少ない製品の開発・改良に努めます。特に、製品の設計・開発段階における有害物質および規制対象物質の削減を重要課題と位置づけ、取り組みを強化しています。
マネジメント体制
サステナビリティ委員会の含有化学物質管理部会と技術部門が連携し、環境負荷低減製品の開発・改良を通じた有害物質の削減に取り組んでいます。あわせて、含有化学物質管理部会と環境・品質保証部が連携し、国内外の法規制に基づく管理体制の整備と運用を進めています。
目標・指標
2025年度以降は、対象範囲をグループ全体へ拡大し、下表のとおり目標を見直しました。
| 項目 | 2024年度(対象:当社及び国内子会社) | 2025年度以降(対象:グループ全体) | |
|---|---|---|---|
| 目標 | 実績 | 目標 | |
| 環境ホルモン・TX等(※1)の使用量削減率(2020年度比) |
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-1.4%(※2) (1.4%増) |
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1. トルエン、キシレン、ベンゾフェノン他(計10物質)
2. 今年度より記載を変更
取組・実績
■ 化学物質管理
化学物質管理システムを活用し、化学物質の適正な管理に努めています。このシステムでは、原材料および製品に含有される化学物質情報と、法規制情報・有害性情報を一元管理しています。また、SDS等を作成・提供できる仕組みを整備し、お客様へ情報提供を行っています。化学物質関連法規制への確実な対応に向け、システムの整備・機能強化を継続します。

■ 社内教育
新たに法令が改正された場合など、規制内容や具体的な対応方法の理解を深めるため、社内教育を実施しています。2024年度は、化学物質管理を担う担当者を中心に、知識レベルの向上および管理の重要性を再認識することを目的として、外部セミナーを活用した教育を実施しました。
■ 化学物質のリスクアセスメント
化学物質を取り扱う事業所において、労働安全衛生法に基づくリスクアセスメントを実施しています。化学物質管理者を選任し、各事業所の安全衛生委員会を通じて、CREATE-SIMPLE(クリエイト・シンプル)による評価を推進しています。あわせて、使用する化学物質の危険性・有害性を確認し、よりリスクレベルの低い化学物質への代替検討を進めています。
■ 有害物質の削減
製品による環境負荷の低減を目的として、規制対象物質のうち、トルエンやキシレンなど排出量が多いものや、有害性が高い10物質を自主的に対象物質として定め、優先的な削減に取り組んでいます。